日常生活でよく目にする「ベルマーク」についてです。
我が家の子供たちも、小学校や中学校へ持参するのが日常の一部になっています。
前に、ベルマークで交換できるアイテムに焦点を当てて話をしましたが、交換可能なものが予想以上に多くて、驚かされましたね。
ベルマークで手に入る商品を見ていると、自分も使ってみたくなってきます。
「個人でも利用できるのだろうか?」と思い、興味が湧きました。
そこで今回は、「個人でもベルマークを利用できるのか?」という疑問に明確にお答えします。
個人でのベルマーク交換は可能か?
個人がベルマークを活用し、何かと交換することは可能なのでしょうか?
ここでその答えをお伝えします。
残念ながら、個人によるベルマークの交換はできません。
ベルマーク交換システムは、ある特定の団体や施設に限られています。
具体的に言うと、対象となるのは以下の施設です。
- 学校(保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校)
- 大学
- 公民館
これらの組織のみがベルマークを使った交換を行うことができるのです。
では、ベルマーク運動とは一体どのようなものでしょうか?
その始まりと目指すものについて見ていきましょう。
「すべての子どもたちに等しく教育のチャンスを提供したい」という願いの下、1960年にベルマーク運動が始まりました。
この運動は、PTAやボランティアが資金を集め、教育設備や教材を整えたり、困難な状況にある国内外の子どもたちを支援することを目的としています。
多くの人々の支援により、ベルマーク運動は進行しています。
このような背景を持つベルマーク運動は、「ベルマーク教育助成財団」によって運営されています。
この運動について理解を深めることで、個人では交換できないという制限も理解できるでしょう。
次に、個人がベルマーク運動にどう関わることができるかを考えてみましょう。
個人でもベルマーク運動に参加できます!
驚くかもしれませんが、個人もベルマーク運動への参加が可能です。
そのやり方は「サポート」と称されています。
ここで、その具体的なサポート方法をご紹介しましょう。
主な方法は、ベルマークを地域の学校などの教育機関に寄付すること、またはベルマークを教育支援財団に直接送ることです。
地域の教育機関へベルマークを寄付する
一つ目の方法は、集めたベルマークを自宅の近くの学校や教育機関に寄付することです。
地域外であっても、例えばご自身の母校などに寄付することもできます。
また、スーパーマーケットに設置されているベルマーク収集箱を利用して寄付すると、そのベルマークが地域の学校に届けられます。
財団に直接ベルマークを送る
もう一つの方法は、ベルマークを教育支援財団に直接送ることです。
【送り先】
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5
JEI両国ビル9階 ベルマーク教育助成財団「寄贈マーク係」
送る際には「寄贈マーク」と記載し、必要であれば寄贈先を指定することができます。
指定がない場合は、寄付されたベルマークは支援が必要な学校へと分配されます。
どの方法を選んでも、ベルマークをカテゴリごとに分けて送ると、処理が容易になります。
ベルマーク運動をサポートすることで、子供たちの明るい未来のために貢献しましょう。
紙のベルマークだけでなく、他にもサポートの方法がありますよ。
ウェブでベルマーク運動をサポートしよう!
ここでは、最近人気を博している「ウェブベルマーク」についてお話します。
ウェブベルマークは、オンラインショッピングを通じてベルマーク運動をサポートできるシステムです。
ショッピングサイトをウェブベルマーク経由で利用すると、購入金額の一部がベルマークとして寄付されます。
この寄付金はショップからウェブベルマーク協会に支払われた広告費として、学校の支援金へと変わります。
支援したい学校を指定して購入することもでき、指定がなければ、その資金は被災地の学校支援に充てられます。
ウェブベルマークを利用すれば、普段のお買い物が簡単に支援活動へとつながります。
まとめ
ベルマーク運動は、子どもたちの教育環境を支える素敵な取り組みです。
私たち一人一人がこの活動に参加し、子どもたちの輝かしい未来のために力を尽くしましょう。