ビジネスや観光で新幹線を利用される方は多いですよね。
特に、遠くに住む大切な人と途中の駅で合流し、新幹線で共に旅をする機会もあるでしょう。
隣り合わせの席で旅を楽しむことは、またとない経験です。
「新幹線で別の駅から乗車することはできるのか?」「途中乗車は可能なのか?」といった疑問があるかもしれません。
この記事では、異なる駅からの乗車や隣の席を確保する方法について詳しく解説します。
新幹線で異なる駅からの乗車や途中乗車をする際の手順は何か、乗車区間内での指定席や自由席の扱いについても解説します。
えきねっとを使用した新幹線の途中乗車と途中下車に関するルール
JR東日本のえきねっとは、「新幹線eチケットサービス」や「えきねっとトクだ値」など、様々な便利な機能を提供しています。
特に、ICカードを使った新幹線の乗り降りは非常に便利ですが、途中からの乗車は可能でしょうか?
えきねっとで購入したチケットを利用すれば、異なる駅からの乗車も可能です。
EX予約とは異なり、紙のチケットは不要で、ICカードさえあれば乗車できます。
ただし、乗らなかった区間の運賃や料金は返金されない点に注意が必要です。
一方、途中下車のルールについても知っておくと良いでしょう。
途中下車とは、目的地よりも前の駅で一時的に改札を出ることを意味します。
これには、片道101キロメートル以上の普通乗車券が必要ですが、特急券では途中下車は認められていないため、乗車券と特急券が別々である必要があります。
乗車券と特急券一体型のチケットでは途中下車はできません。
さらに、えきねっとで購入した「新幹線eチケット」を使った途中下車も可能ですが、一度改札を出るとチケットは無効になります。
そのため、途中乗車と同じく、乗車予定だった区間の後の運賃や料金は返金されず、再び新幹線に乗ることもできません。
新幹線で異なる駅から乗車し隣り合わせの席を確保するためのチケット購入方法
新幹線を利用して異なる駅から乗車し、隣の席に座る方法についてご紹介します。
以下の3つの方法がありますので、ご自身の状況に合わせて選んでください。
オンラインでの予約
オンライン予約は、座席を画面上で選び、予約後に座席番号を相手に伝える方法です。
変更やキャンセルも簡単に行えるのがメリットです。
えきねっとを利用した予約 JR東日本・JR北海道のえきねっとで、必要な情報を入力して予約します。
指定席を選び、必要な人数分のチケットを購入できます。
最大14名まで、また新幹線eチケットの場合は6名まで一括予約が可能です。
JR東海・JR西日本のEX予約は会員登録後に利用でき、年会費は1,100円です。
手数料無料での予約変更が可能で、最大6名までまとめて予約できます。
みどりの窓口で個別に購入
この方法では、一人が先に席を購入し、その席番号を相手に伝えて隣の席を購入します。
隣同士の席が空いていれば、当日でも利用可能です。
新幹線の初利用者にもおすすめです。
1人がまとめて購入し郵送
最後に、一人が全員分のチケットをまとめて購入し、郵送で送る方法です。
隣同士の席を確実に確保できますが、郵送の遅延や代金の立て替えが必要です。
トラブル防止のため、親しい間柄での利用がおすすめです。