我が家では、カレーには必ずソースを加えます。
子供の頃から親・兄弟がそうしていたので、私にとってもそれが普通のことでした。
この習慣を他人に話すと、たいてい驚かれます。
「え、本当ですか?普通はしないのですか?」という反応が多いです。
そこで、私は気になりました。 なぜカレーにソースを加えるのでしょうか?
この疑問について深く考えてみました。
カレーにソースを加える理由
カレーにソースを加える習慣は、以前のカレールーが比較的薄味だったために始まったと言われています。
ソースを追加することで、カレーがより一層味わい深くなり、長時間煮込んだような濃厚な風味を出すことができます。
この小さな工夫で、普段のカレーがぐっと美味しくなります。
実際にソースを加える前と後でカレーを試してみると、一晩煮込んだかのような味わいの深さを感じられます。
本当に驚くべき変化です。
こんなにも手軽に味が変わるなんて、素晴らしいことですね。
カレーにソースを追加する文化は地域差はある?
カレーにソースを混ぜる習慣は、ただ味を変えたいからだけではなく、様々な理由があります。
友人や家族にカレーにソースを加える理由を尋ねてみたところ、多彩な答えが返ってきました。
これらの理由は、性別や年齢、そして地域によって異なり、私たちの食文化の多様性を示しています。
年代・性別による好みの違い
- 20代の男性は13.5%、女性は9%
- 30代の男性は14.5%、女性は4.4%
- 40代の男性は14.5%、女性は11.0%
- 50代の男性は12.5%、女性は6.7%
男性の方がソースを加える傾向がありますが、ソースを加える人が全体の約10%しかいないというのは驚きです。
私の周りではよく見る習慣なので、少数派だと知り、意外でした。
地域別による好みの違い
- 甲信越で約19%
- 東北で14.1%
- 近畿で13.8%
- 九州・沖縄で13%
- 中国地方で11.5%
- 首都圏で10.2%
- 北関東で9.6%
- 東海で8%
- 北海道で4%
甲信越地方で約2割の人がソースをかけることは意外でした。
関西地方よりも多いなんて驚きですね!
関西地方のカレーとソースの組み合わせ
関西では、飲食店でカレーを頼むとしばしばソースが添えられることがあります。
これは、他の地域では珍しい関西独特の慣習で、ソースを加えることが一般的です。
これは、地域によってカレーの楽しみ方が異なる一例です。
まとめ
関西でカレーにソースを加える理由 カレーにソースを加えることは、一見すると些細な変更にすぎませんが、その背後には豊かな歴史や文化があります。
私たちの食文化には様々な背景や好みが存在し、それを知ることはとても興味深いです。
もしまだ試していなければ、ソースを加えたカレーを一度味わってみてはいかがでしょうか。
新しい味の発見があるかもしれませんし、食事の時間がより楽しいものに変わるかもしれません。