駅の改札を利用した後、急に戻らなければいけなくなった場合の対処法です。
改札に入ってすぐ出る場合に料金がかかる?
駅の改札を通ってすぐに引き返す際にSuicaを使っている方は、以下の流れに注意しましょう。
5分以内に出場する場合
改札を通ってから5分以内には、Suicaをもう一度タッチすることで、同じ駅の改札から無料で出ることが可能です。
この時、追加の料金はかかりません。
5分を超えて2時間以内に出場する場合
5分以上2時間以内に出場する際は、入場料に相当する金額(東京の電車特定区間では大人150円、子供70円)がSuicaから引き落とされます。
「タッチでエキナカ」という機能を利用して、乗車せずに駅から出ることができますが、この機能を使うためには、Suicaに150円以上の残高があることを確認しておく必要があります。
Suicaの残高確認とチャージについて
改札を通る前に、Suicaの残高が足りているかをチェックしましょう。
スマートフォンアプリ(Android用は「Suica Reader」、iPhone用は「Japan NFC Reader」等)を使うか、駅構内の自動販売機やコンビニで支払いをする際に残高を確認できます。
残高不足の場合は、精算機でチャージしてください。
注意点
「タッチでエキナカ」機能が使えない自動改札機もあります(例:縦型簡易Suica改札機や新幹線改札機)。
これらの改札を利用すると、アラームが鳴る可能性があるため、有人改札で対応を求める必要があります。
これらのポイントを押さえておけば、駅の改札をスムーズに通過してすぐに戻ることができます。
改札通過時の規則!定期券の適切な使い方
鉄道会社では、駅構内での短い時間の利用について特定の規定を設けています。
ショッピングやトイレ使用など、乗車以外の目的で駅内に入る際は、通常、入場券が必要とされます。
これは、定期乗車券が乗車券の機能を持つものの、入場券としての役割は果たせないからです。
実際には定期券を使って同じ駅内で出入りすることが可能ですが、これは規定に反する行為となります。
短時間の駅内利用のためには原則として入場券が必要ですが、地下鉄の駅の中には入場券を販売していないところもあります。
そんな時は、最低料金の乗車券を購入し、駅の職員に状況を説明した後に対応を求めるか、または直接職員に相談してから料金を支払うなど、鉄道会社や路線によって異なる方法で対応することがあります。
まとめ
改札のスピーディーな通過!Suicaと定期券の使い分け Suicaを使った際には、「タッチでエキナカ」機能が便利で、これによって同じ駅内での出入りが手軽になります。
この機能を使う場合、通常150円の入場料がSuicaから自動で引かれるため、残高をしっかり管理することが大切です。
ただし、入場してから5分以内に出場する場合は、料金は発生しません。
定期券を持っている場合は、5分を超えても追加で料金がかかることはありません。
Suicaを使って入場後すぐに出る必要がある時は、事前に残高を確認しておくことで、改札をスムーズに通過できます。