料理を作るとき、レシピには「大さじ」や「小さじ」と書いてあります。
普段は自宅で使っている小さじを使用すると思いますが、違う場所で料理をすることになった時に小さじがなかったら困ることがあります。
今回の記事では小さじが何グラムなのか、また、代わりに何が使えるか代替品をまとめました。
計量における小さじ一杯の重さ
料理をする際、「小さじ一杯が何グラムに相当するのか」という疑問はよく出てきます。
特に、調味料の量を量る時にはこのような疑問が頻繁に浮かぶでしょう。
たとえば、「醤油やみりんは小さじ一杯で5mlですが、砂糖や塩は何グラムになるのでしょうか?」と考えたことはありませんか?
レシピでは調味料の量が「小さじ〇杯」と表記されていることが多いですが、グラム(g)単位で書かれている場合もあります。
そこで、主要な調味料の小さじ一杯(5ml)あたりの重さを一覧表にまとめました。
この一覧表を参考にして、料理をもっと正確で美味しく作ってみましょう。
調味料別の小さじ一杯(5ml)の重さ
- 醤油:6g
- 料理酒:5g
- みりん:6g
- 酢:5g
- 植物油:4g
- 白砂糖:3g
- 食塩:5g
- 片栗粉:3g
- ベーキングパウダー:4g
- ドライイースト:4g
- ケチャップ:5g
- マヨネーズ:4g
- バター:4g
正確な計量方法も重要です。
料理を美味しく仕上げるために、調味料を正確に量ることは欠かせません。
計量スプーンを使用すると、適切な塩分や糖分の量を保つことができます。
ここで、小さじスプーンを使った正しい計量方法についても触れておきましょう。
■液体調味料の場合
醤油やみりんなどは、小さじの縁まで注ぎ、こぼれない程度を「小さじ一杯」とします。
■粉末・顆粒調味料の場合
砂糖や塩、顆粒だしは、小さじで山盛りにして、へらや菜箸で表面を平らにします。
■塊やペースト状の調味料の場合
味噌やマヨネーズは、計量スプーンに隙間ができないように入れ、表面を平らにし、押し付けすぎないようにします。
身近なアイテムで小さじスプーンを代用する4つの方法
計量スプーンは料理において大変便利ですが、すぐに手に入らないこともあるかもしれません。そんなときに使える、小さじスプーンの代わりとなるアイテムをいくつかご紹介します。
デジタルキッチンスケール
精密な計量が求められる場合、デジタルキッチンスケールが役立ちます。小さじ一杯分をグラム単位で計量できます。使用前には、調味料の重量をチェックしておくと便利です。
ペットボトルのキャップ
市販されているペットボトルのキャップは、満杯で約7.5mlを計量できます。
このうち約2/3が小さじ一杯(約5ml)に相当します。キャップのスクリューの最上部が目安です。
ちなみにキャップ2杯で大さじ一杯になります。
家庭のティースプーン
ご家庭にある普通のティースプーンでも、小さじスプーンとして使用可能です。
ティースプーン一杯をすり切りにして計量することで、ほぼ小さじ一杯の量を得られます。
指を使って量る
粉末状の調味料を計量する際には、指を使う方法が有効です。
- 2本の指(人差し指と親指)でつまむと約小さじ1/8(少々)
- 3本の指(人差し指、中指、親指)でつまむと約小さじ1/4(ひとつまみ)
この方法で4回つまめば、だいたい小さじ一杯分になります。
これらの方法はレシピによく使われるので、料理の際に役立ててみてください。
小さじスプーンまとめ
小さじ一杯の重量を知っておくと、料理を作る際に大変役立ちます。
特に、小さじの量を容量で把握することは、正確な調理には必須です。
小さじ一杯分の重量を理解しておけば、レシピをより正確に再現するのに助けになります。
料理の美味しさは、調味料の量に左右されます。
そのため、レシピに書かれた通りに調味料を正確に量ることが大切です。
手間は少しかかるかもしれませんが、健康的な食生活を目指すためにも、計量スプーンを使うことを推奨します。